沖縄の風景

調査概要

ICTを利活用することによって効率的な健康管理が実現し、離島住民の健康意識改善、さらに

保健指導スタッフや遠隔家族とのコミュニケーション改善によって、本人および健康指導スタ

ッフや家族の離島生活における不安が軽減するかを検証する。

 

対象者

①見守りが必要(独居、夫婦友に要介護など)と思われる者

②高血圧を有する者(診察室血圧 ≧ 140/90mmHg、または降圧治療中)

③診療所の医師、保健師が適正を認める者

④対象者在住地域の保健指導者

 

対象者除外基準

①重篤疾患患者(末期進行癌、膠原病など)

②入院中、または近く入院が予想される患者

③参加同意が取れない者

④家庭血圧計の使用不可能または困難と判断される者(本人意思、自身で操作ができないなど)

   

①参加者の健康意識調査(主観調査)

 a.健康についての安心度 b.健康(特に血圧)に対する関心度 c.自分を健康と思う程度

 d.保健指導の受容性、頻度、時間 e.外来受診頻度 f.生活習慣(喫煙、飲酒) g.服薬率

②参加者の健康指標

 a.家庭血圧 b.診察室血圧 c.体重

③参加者家族とのコミュニケーション(主観調査)

 a.家族との会話回数・時間 b.家族の安心度

④保健指導の量・質の変化(保健指導者の主観)

 a.指導回数・時間・効率 b.指導内容の質 c.参加者の姿勢(受容性・積極性)

⑤主治医(利用診療所医師)にとっての有用度

 

以下の手順を、地元保健指導担当者、または受託業者スタッフが実施する。

ただし、参加動機付けの講演は、診療所医師や事務局の専門医が担当する。

 

①合同説明会

参加同意を取得し登録後、ベースラインデータ測定とアンケート調査、機器操作説明を行う。

加えて、家族への参加要請の許諾を得る。

 

②家族登録

電話、書面などで家族から参加同意を得、事前アンケート調査を行う。また、同意を得られた

家族からメールアドレスを取得し、見守りメールを設定する。

 

③追跡

家庭血圧を定期的に観察し、その結果に基づいて保健指導や受診勧奨、必要により訪問指導を

行う。測定に消極的な場合は測定の勧奨も行う。

 

④終了式

終了時データ測定、途中経過の報告とともにアンケート調査を行う。

家族調査

途中経過の報告とともにアンケート調査を行う(郵送)。