沖縄の風景

ニュースレター第6号

 

平成27年の9月から12月にかけて、見守り事業初年度より参加の5つの地域(伊平屋島、伊是名島、渡嘉敷島、座間味島・阿嘉島、多良間島)は調査票の聞き取りを、今年から参加の与那国島・波照間島は中間報告および戸別訪問を実施致しました。

お忙しい中、イベント参加および戸別訪問にご協力頂きありがとうございました。

 

 

 

次世代の健康教育

                                                                                   又吉哲太郎   

 参加者の皆さんこんにちは。今年の冬はとても寒いですが、いかがお過ごしでしょうか。

   今回は皆さんのお孫さん世代のお話しをします。沖縄県が長寿日本一から転落した「26ショック」をうけて、その対策として沖縄県が県医師会に委託して、小・中学生向け教材として「次世代の健康づくり副読本」というものを作成しました。

    食育の「くわっち〜さび ら」、生活習慣の「ちゃ〜がんじゅ〜」、こころの健康の「こころのタネ」の3冊が、平成27年度から全児童・生徒に配布されています。『なんでぇ「こころのタネ」だけウチナーグチじゃないねぇ?』なんて言わないでくださいね。私も「ちゃ〜がんじゅ〜」の一部の執筆を担当しましたので、機会があったら読んでみて下さいね。

 さて、生活習慣に関わる肥満や食塩摂取過多などでは、個人に対する指導には限界があり、社会的な取組が必要とされます。一日の減塩塩分摂取量は6グラムが目標です。

   しかし、日本の伝統的食生活は、塩分多めが実情です。たとえば、外食1回で1日の減塩目標を大きく超えてしまいます。肥満についても、沖縄県の食堂で出てくる定食や、売られているお弁当は、本土と比べるととても量が多いです。そうした食事を提供する側の商品を変えることで生活習慣を改善しやすい社会をつくる取り組みが重要ですね。

 喫煙に対する取り組みでも同じことがいえます。先日、世界保健機関(WHO)が喫煙シーンのある映画に年齢制限を設けるなどの措置をとるよう世界各国に勧告しました。まだ喫煙を開始していない若い世代に「タバコはかっこいい」などといった誤ったイメージを与えないようにして、新規喫煙開始を抑制するために有効な手段です。ぜひ、実現してほしいですね。

このコラムも次回で最終回です。その時まで、ごきげんよう。

 

 

 

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