沖縄の風景

ニュースレター第2号

「がんじゅー With You」で血圧計を活用する皆さんの声を聞いてみました

 

 

物忘れをふせぐために

                             琉球大学医学部附属病院 

                                    医師 西平 淳子

  毎日寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。今回は「物忘れをふせぐ  方法」についてお話いたします。

  近年、高齢化社会が進み、2011年の厚生労働省の調査では65歳以上の高齢者が人  口の24%を占め、4人に1人が高齢者という現状です。認知症患者さんの数も増えてお  り、医学的にも社会的にも重要な問題になっています。ところが認知症は完治できる治療  法がまだ確立されておらず、予防することがとても重要といえます。

  認知症の危険因子には、糖尿病や高血圧(特に中年期に高血圧だった方は要注意です)  などの生活習慣病や脳卒中があげられます。これらの疾患予防や、すでに指摘されている  方はしっかり治療をうけて良好な状態を維持することが認知症予防の点でも肝要といえま  す。自宅で血圧を測定したり、定期的に健診を受けたりすることをお勧めします。

 他にも、生活に関連して認知症を予防できることがいくつかあります。

  緑葉食野菜やお魚、お豆腐などの大豆食品などの食品を多く摂る人は認知症になりにく  いといわれています。寒い季節はブリやサバなどのお魚が美味しく、青魚は、DHA(ドコ  サヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)を効率よく取ることができる食品とし  て有名です。お馴染みのグルクンやシチューマチにも含まれています。

  また運動をする方は、そうでない方に比べて認知症になりにくいことも知られていま  す。さらに、趣味や仕事などを通して地域社会との関連を保ち、いろいろな人と交流して  いる人は認知症になりにくい傾向があることが報告されています。やーぐまいせず、バラ  ンスの良い食事と健康管理で認知症になりにくい毎日をお過ごしください。

 

   血圧を計っている人の割合(H26年12月31日現在)

 

 血圧を計っている人の割合が50%以上を「上等!」としました。

 

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